東大生ikzw書評ブログ

読んだ本の備忘録と紹介

東大生が教える読書術 ビジネス書編

本を読もう!と決意したはいいものの、、

買っただけで読まず積ん読になってしまう!

読み始めたはいいけれど中々頭に入ってこない!

ビジネス書はもっと効率的に読みたい!

自分に合う小説はどう探せばいいの???

などなどの悩みがある方も多いのではないでしょうか。私自身もこういう悩みがあって読書習慣ができるまでは時間を要しました。

 

色々な悩みがあると思いますが、

 

1:私が実践してるビジネス書の効率的な読み方

2:自分に合う小説の選び方

3:小説の色々な楽しみ方

などを紹介していきたいと思います。

 

今回は1:私がどうビジネス書を読んでいるかという点について紹介していきたいと思います

速読とも言えなくはないですが、自分的には無理にスピードを上げようとは思ってません。

私の読書スピードとしては30分~1.5時間で1冊は読めるくらいのイメージです。そして何より頭に残る度合いが変わります。

 

読書術のポイント

・得たい知識と自分の現状は明確になっている?下準備

まずはこれです。実生活で新宿駅に行きたい!ってなった時も

1:現在地点の把握をし

2:目的地の方向を知る

ということが必要です。

 

本を読むときも同様に、

1:今自分はどういう知識があるのか

2:本を読み終わってどうなりたいのか

3:引き算すると足りてない知識は何か

ということの把握が必要です。

 

具体例として前回記事で紹介したコロンビア大学の超思考法本を読む前に私が行った下準備を紹介します。

 

ikeeeeezawa.hateblo.jp

 もともと私は閃きというものに対しての興味がありました。

またこの本を読んで、閃きが起こるメカニズムとそのカニズムの中で自分の力が足りてない点を知りたいというのが読む前の目的でした。

ここを定義しておくことが大事です。

 

・目次で知りたいことが書いてそうな部分を探し、付箋等でわかるようにしておく

 

ここら辺からは自分の知りたい内容が来そうだというあたりに目印をつけておきます。そこで集中のギアをあげるイメージです。

 

・読み始める前に今ある自分の知識で仮説を立てておく

この本で提示される答えとしてこんなものがあり得るのではないかという仮説を自分の知識を使って立てておきます。

例えば、閃きは徹底的なインプット量、つまり努力量が大事になるのではないか?というような仮説です。

 

仮説を立てておくことで、自分の説と違う点が浮き彫りになるためより頭に残りやすくなると思います。

 

・脳内実況中継しながら読む

テレビを見るときや友達と話しているとき、

同じ内容や以前聞いたことがある話が出たとき

「それこの前もどっかで聞いたよ〜」と思うようなことがありませんか?

私は本を読むときにそういうケースで一気に読むスピードを上げます。

「知らない話はどこかな〜」というウォーリーをさがせ的なノリでどんどん進めて行きます。

「あ、知らない情報だ」ここでじっくり読み始めます。

このように自分の実況に合わせて緩急をつけることが大事です。

 

・読み終わったら人に話す

メモも有効だとは思いますが、私見では

メモにまとめるよりも人に話す方が頭に残るという点ではいいです。併用するのがベストかもしれません。相手がいない場合はボイスレコーダー等もありだと思います。

なぜなら話す場合は、

短くまとめなければならないから

です。人に話すのに1つの本についてかけられる時間はせいぜい5~10分だと思います。講演会ではないのですから1時間も2時間も話して入られません。5分で伝えるためには自分の中で完全な要約ができている必要があります。

慣れてくると勝手に要約しながら読んでいくようになるので頭の入り方が違って来ます。

 

以上の点を意識して自分は毎回ビジネス書等は読んでいます。小説では全く違った読み方をしています。それはまた次回に紹介させて頂ければと思います。

 

天才の閃きを科学的に起こす超、思考法 コロンビア大学ビジネススクール 最重要講義 

何故か家にあったので読んでみました。笑

天才的な閃きを科学的に起こす方法というのがテーマだそうです


天才の閃きを科学的に起こす 超、思考法――コロンビア大学ビジネススクール最重要講義

従来の五感や直感を意味する第六感に加えてこの本では第七感を定義しています。

第七感とは?

・新しい状況で斬新な答えを出すこと

・第六感と違い汎用性がある

・既存の要素を組み合わせること

 

4つのステップからなります

それは歴史の先例、オープンマインド、突然の閃き、決意の4つです

 

この第七感はなんの役に立つの?

・人生の戦略を立てるのに役立つ

・自分のやりたいことをやる

 

この思考法で自分も人生を見つめ直し、閃きを戦略的に起こしていきたいと思います。

 

メモの魔力

なかなか流行りに疎くて前田さんは存じ上げていたんですが著作を読んだのは今回が初です。

 


メモの魔力 The Magic of Memos (NewsPicks Book)

 

私は今までの人生でメモをとることが少なかったのでこの本は新鮮でした。

 

 

以下で内容面で気になったことをまとめます。

 

抽象化

抽象化というのは面白いなと思いました。具体例と具体例を結びつける力、つまりたとえ話が上手い人は自分の体験を抽象化してストックし、場面場面で再具体化しているということなのでしょう。

それを転用する作業もメモ上で行うのは非常に脳内メモリーを無駄食いしないし、忙しい人にぴったりですね。

 

この本を読んだ感想

私もともと読書する理由として大きくわけて2つあると思ってます。

  1. 必要な知識を得るため
  2. 精神世界への旅をするため

 

「時間の無駄が多い気がするなぁ」

→時間管理について書かれた本を読もう!!!

これは1の知識を得るための読書だと思ってます。

 

一方で、三島由紀夫の作品を読む

三島由紀夫の心であったり、彼の目から見た世界というものを、読書を通じて垣間見ることで、自分という人間を間接的に可視化する。

こういう目的でする2のような読書もあると思います。

(あくまで自分は、という話ですが)

 

で、このメモの魔力という本は

単純にメモ術という1的な読み方を私はした一方で、2の観点もあるなと思いました。巻末の自己分析を行ったりできる点はもちろんのこと、読み進める時に筆者と喋ってる気分になりました。

とはいえ、読んで終わりではなくなんらかのアクションにつなげなければ意味がないので以後読む本はこのメモ術を使ってみようかと思います!

 

 

 

 

 

 


メモの魔力 The Magic of Memos (NewsPicks Book)

 

サイコパスに学ぶ成功法則

サイコパスってどういうイメージがありますか?猟奇的な殺人鬼?中二病っぽい?

私は大体こんなイメージでした。

でも同時に企業のCEOとか弁護士とか社会で権力を持っている人にサイコパスが多いとも聞きます。

 

ではサイコパスのどんな能力が社会的な成功に繋がるのか?面白かったので紹介します。

 

1:強靭な精神力

-サイコパスは普通の人が挫折だと思うような状況でも精神的なダメージをさほど受けないようです。このような精神力については以下の本が参考になると思います。

ikeeeeezawa.hateblo.jp

 

 

2マインドフルネス

-今ここに集中する能力です。サイコパスは不確実な未来のことを気にすることが少ないです。

もし失敗したら〜とかがなくて本質的なことに取り組めるのはすごいことですよね。

マインドフルネスはこの本も参考になります

 

ikeeeeezawa.hateblo.jp

他にも行動力、非情さなどサイコパスには強みが一杯あります。

一般人とサイコパスの違いは?サイコパスの特徴は?この本はそのような好奇心を刺激する内容で一瞬で読み終えました。

 

 

 


サイコパスに学ぶ成功法則

 

 

意志力の科学

意志力の重要性が最近よく聞かれるなっと思って本を読んでみました。

 


WILLPOWER 意志力の科学

 

意志力は筋肉と同じように疲れてしまうっていうのが特徴です。スティーブ・ジョブズは意志力の節約のために同じ服しか着なかったとかっていうエピソードもありますね。

意志力のポイントはどう節約するかとどう鍛えるかってところです。

どう節約するか?

一つのポイントは血糖値、血糖値のコントロールが重要です

ではどう鍛えるのか?

利き腕でない方の腕で歯磨きをするなど日常的に実践可能な例があります。

 

多くの人は能力に大差ない。そこで大事なのがどれだけ自分を律することができるかなのでしょう。意志力を鍛え重要なところまでは節約していこうと思います。

ブランド人になれ

ブランド人になれという本を読みました。ちょっと前?に話題になっていた本ですが遅ればせながらという感じですかね。漫画版も出てるそうなんで人気が伺えます。


マンガ ブランド人になれ! 会社の奴隷解放宣言 (NewsPicks Comic)

 

特に納得できた、勉強になった部分として、

1:量をこなせ!

-質か量かの議論って受験とかでもよくされていますが、質を高められるのって量をこなした人が圧倒的に多いっていうのは肌感覚でもわかるなと思います

2:何も知らない金魚であれ

-これはわかりやすく面白い喩えだなと思いました。新人はどういう金魚でなくてはならないのか?

3:仕事にはクレジットを入れろ

-誰がやったのか残せないような業界というのはブランド人になるためには遠回りなのでしょう。就活、転職で考慮すべきですね

 

まとめ

テンポがよく読みやすい。1章ごとが短いのでちょっとした時間にも読めるっていうのもよかったですね。今はamazon prime

で読み放題にもなってるので読まない手はないですね 

 

 

 

PEAK PERFORMANCE

友人に勧められて、peak performance 最強の成長術という本を読みました。成長する人としない人の違いは??っていう点にフォーカスしたあらゆる分野に応用可能な本だと思いました。

 


PEAK PERFORMANCE 最強の成長術

 

成長の方程式とは?

負荷+休息 = 成長

で表されます。要は負荷の足りないぬるま湯だと自己満に陥ってしまうし、休息が足りない状態でずっといると燃え尽き症候群とかになっちゃうっていう式で両者のバランスが大事ということですね、ではバランスするには??

 

最適な負荷

最適な負荷は

限界ギリギリの難易度、そして意図的な練習が大切です。その他にも大切な点があげられていましたが自分が心に残った点はこの二つです。

 

休息

60-90分の作業に対して一定の休憩を入れると入れない人に比してパフォーマンスが上がるらしいです。

休憩はサボりだという根性論は科学的に見れば当たってないのかもしれませんね。

 

感想

あらゆるものを学んで行く上で、大事な観点が得られます。どんな分野でも成長を望む全ての人にオススメしたいです