メモの魔力
なかなか流行りに疎くて前田さんは存じ上げていたんですが著作を読んだのは今回が初です。
メモの魔力 The Magic of Memos (NewsPicks Book)
私は今までの人生でメモをとることが少なかったのでこの本は新鮮でした。
以下で内容面で気になったことをまとめます。
抽象化
抽象化というのは面白いなと思いました。具体例と具体例を結びつける力、つまりたとえ話が上手い人は自分の体験を抽象化してストックし、場面場面で再具体化しているということなのでしょう。
それを転用する作業もメモ上で行うのは非常に脳内メモリーを無駄食いしないし、忙しい人にぴったりですね。
この本を読んだ感想
私もともと読書する理由として大きくわけて2つあると思ってます。
- 必要な知識を得るため
- 精神世界への旅をするため
「時間の無駄が多い気がするなぁ」
→時間管理について書かれた本を読もう!!!
これは1の知識を得るための読書だと思ってます。
一方で、三島由紀夫の作品を読む
→三島由紀夫の心であったり、彼の目から見た世界というものを、読書を通じて垣間見ることで、自分という人間を間接的に可視化する。
こういう目的でする2のような読書もあると思います。
(あくまで自分は、という話ですが)
で、このメモの魔力という本は
単純にメモ術という1的な読み方を私はした一方で、2の観点もあるなと思いました。巻末の自己分析を行ったりできる点はもちろんのこと、読み進める時に筆者と喋ってる気分になりました。
とはいえ、読んで終わりではなくなんらかのアクションにつなげなければ意味がないので以後読む本はこのメモ術を使ってみようかと思います!
メモの魔力 The Magic of Memos (NewsPicks Book)